「彌勒 MIROKU」林海象監督 舞台挨拶予定

彌勒 MIROKU2014年5月4日(土・祝)第七藝術劇場 14:00回

異色の作家・稲垣足穂の小説『弥勒』を林海象が初の映画化
その創造性の強烈さ、哲学性の深さゆえに、これまで映画化は不可能とされてきた稲垣足穂の文学。幼い頃から彼の作品を愛読してきた林海象が、数十年来の念願であった『弥勒』の映画化をついに実現した。

【STORY】
純粋な少年が夢見た未来。そして、夢に向かって生きる苦しみ─
私たちが目指すものとは何なのか?

■第一部 真鍮の砲弾(しんちゅうのほうだん)
13歳の少年・江美留と友人たちは、自分たちの将来を夢見ていた。ある少年は科学者の夢を、またある少年は詩人を、そして哲学者を夢見る少年もいるなかで、江美留だけは自分の将来がはっきりと分からなかった。ある日、少年たちの一人が突然、自殺してしまう。その死を悼んだ少年たちは、丘の上にある天文台へと出かけていく。大きな望遠鏡をのぞく天文学士に「そこから何が見えるのですか?」と尋ねると、天文学士はこう尋ね返す。「教えてくれないか。僕たちは何処から来て、何処に行くのかを?」その答えを探そうとする少年たちの心は、いつしか宇宙を見ている。江美留は1冊の本の中に弥勒の写真を見つける。そこには「五十六億七千万年後に、人類全てを救済するもの」と書かれていた。江美留はその閃きとともに、小説家になることを夢見て、そして決断する。

■第二部 墓畔の館(ぼはんのやかた)
十数年後、青年・江美留の人生は夢とは真反対の地獄にいた。青年・江美留は思う。少年の時の自分の夢と決断は本当に正しかったのか?奈落の底にいる江美留の前に、鬼が現れ、こう問いかける。「お前の目指す人間とは何か?」果たして、江美留はその答えを見つけ出すことができるのか。そして、少年期に見た弥勒の姿とは一体、なんだったのか─。

※2つのバージョンでの上映を予定しています
[映画版]通常の音楽が入ったバージョン
[生演奏版]Sound on Filmさんによる生演奏音楽を収録したバージョン
(※生演奏を収録したバージョンですので、実際に劇場で生演奏は行いません)

彌勒 MIROKU 公式サイト